2010年3月10日水曜日

うるう年

「Newton別冊 星空の不思議136のQ&A」のうるう年についての記事が面白かったので簡単にメモします。

・地球の正確な公転周期は365.2422日

・1年を365日とすると、1年で0.2422日、4年で約1日(0.9688日)、40年で約10日の遅れが生じる。

・そこで4年に1度、西暦の年数が4で割りきれる年には日数を1日増やして、1年を366日にして端数の調整をする。

・しかし4年分の端数は0.9688日分。うるう年をずっと入れ続けると、ふたたび調整が必要になる。

・端数は400年で約97日分。400年で100回うるう年にすると、3日分入れすぎになる。

・そこで400年に3回うるう年をぬく必要があるため100で割り切れる年を平年にする。しかしこのルールだと400年に4回平年になり、1日分抜きすぎになる。

・そこで100で割り切れる年のうち、400で割り切れる年についてはそのままうるう年にする。実際に2000年があてはまり、うるう年になった。次にこの特別なうるう年になるのは2400年。

・しかしまだ誤差はある。その誤差は1年で約0.000031日。その誤差が1日に達するのは数千年後。

・その誤差の調整方法は今のところ決められていない。

0 件のコメント:

コメントを投稿